ココ・シャネルの名言「窓は開けたまま寝ること」のナゼ?を考える

知らない人はいないであろう、世界的ブランドのCHANEL(シャネル)。

その創始者であるココ・シャネルは、亡くなった今でも、女性たちのカリスマ的存在として君臨しています。
(本名はガブリエル・シャネル。”ココ”といういうのは彼女のあだ名で、意味は「囲われ女」。可愛い響きですが、意外にも皮肉っぽいあだ名ですね。)

ココ・シャネルは生前、多くの名言を残しています。

彼女が壮絶な人生を送ってきたからか、どの名言も説得力があります。

これは有名な名言の1つ。

20歳の顔は自然の贈り物。
50歳の顔はあなたの功績。

シャネルが言うのだったら、本当にそうなんだって信じてしまいますよね。

だがしかし

私は次の名言の1部分に、どうしても首をかしげてしまいます。
それがこちら。

睡眠は7時間か8時間は必要。窓は開けたまま寝ること。
早起きして仕事は一生懸命やりなさい。
夜更かしは禁物。耳や目、考えや神経を研ぎ澄ましておきなさい。
夜更けすぎに面白いことなんか何もないから。

ん???

”窓は開けたまま寝ること”

どうして窓を開けたまま寝るべきなのだろう?
考えてもかんがえても謎が深まる…。

というわけで、シャネルの1ファンである私は、この名言の真意を考えたくなったのです。
この発言の真意を知れば、シャネルの価値観に近づけるのかもしれません。

※あくまで考察です

窓を開けたまま寝る理由について考察

窓を開けたまま寝る理由について考察

まずは思いつく理由を書きつらねていきます。

窓を開けたまま寝る理由

  • 新鮮な空気を取り入れたいから?
  • 早起きするために鳥のさえずりがよく聞こえるように?
  • 開放的な気分に浸りたかった?
  • この名言を言い放った時期が暑苦しい夏だった?

実際に窓を開けて寝てみた

実際に窓を開けて寝てみた

夏の暑い日を除けば、普段窓を閉めて寝る私。
実際に、窓を開けて寝てみました。(検証時期:3月)
私が感じたメリット・デメリットです。

◎メリット

  • 自然の音で目が覚める
  • 部屋が澄み渡っている感覚をおぼえる
  • 案外快眠できた

×デメリット

  • 肩が冷える
  • のどが乾燥する
  • 寒くてなかなか布団から出られない
  • 防犯面が怖い

朝、鳥のさえずりで目覚めることができました。
部屋に新鮮な空気が入ってきて、気持ちもすっきりしている気もします。

私は比較的寒い地域に住んでいますが、ぐっすり眠ることもできました。

新鮮な空気を入れてシャキッと目覚められれば、1日を精力的に活動できることを指南しているのかもしれません。

そう考えると、”窓を開けたまま寝ること”の名言につづく、
”耳や目、考えや神経を研ぎ澄ましておきなさい”につながることが納得できるのではないでしょうか。

それでもメリットはなんとか絞り出した感じです(笑)。
デメリットはポンポンと出てきましたが。

部屋の澄み渡った空気で目が覚めましたが、寒くてなかなか布団から出られない事態が発生。
これでは本末転倒です。

シャネルに近づきたいのであれば、窓を開けて寝てみましょう。

シャネルは早起きが苦手だった?

シャネルは早起きが苦手だった?

早起きを推しているシャネルが実は早起きが苦手だったという事実が発覚。
(『天才たちの日課 女性編』より)

シャネルの下で働く従業員たちは朝8時半ころに出勤するのに対し、シャネルは数時間遅れてくることが多かったそうです。

その出社時間はお昼を回ることも。

「早起きして、よく働きなさい」と言う割に、彼女自身が実践していないことに驚きました。
(出社していないだけで、早起きはしていたのかもしれませんが)

しかもシャネルは夜遅くまで働いていたことから、夜更け過ぎまで起きていたことがあり得ます。

苦手な早起きを克服するための方法として、窓を開けたまま寝ていたのかもしれません。

窓を開けたまま寝る理由について考察まとめ

窓を開けたまま寝る理由について考察まとめ

まとめの考察。

【シャネルが窓を開けたまま寝る理由】
・澄み切った空気を取り入れて朝から頭が冴えるようにするため
・鳥のさえずりを聞こえやすくして早起きをするため

始めはいろんな理由が思いつきましたが、実際に窓を開けて寝てみたり文献を読むことで、2つに絞ることができました。

朝から元気に仕事や勉強に臨みたい人はぜひ、窓を開けたまま寝てみてください。

もし、より確実な理由をご存じな方はぜひコメント欄にお願いいたします。

*参考文献
『あなたを変えるココ・シャネルの言葉』(2012,高野てるみ著)
『天才たちの日課 女性編 自由な彼女たちの必ずしも自由でない日常』(2019,メイソン・カリー著,金原瑞人訳)
『誰も知らなったココ・シャネル』(2012,ハル・ヴォーン著,赤根洋子訳)

ココ・シャネルをもっと知りたい方は、以下の書籍がおすすめです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました