敷居の高いレストランに行くと、なんだか緊張しませんか？私は、知っている限りのテーブルマナーをこなそうと力が入り、食事を楽しむ前にリラックスできないことが悩みです。
スマートで上品にふるまえたら印象も良くなるし、お腹だけではなくて心も満たされるはず。
高級レストランで緊張しないためにどうすればよいのか、テーブルマナー本からヒントをもらうことにしましょう。
普段の食事が高級レストランでもあらわれる
自宅での食事を適当に済ませてはいないでしょうか？（TVやスマホを見ながらの食事、ただ空腹を満たすためだけの食事など）筆者自身、一人暮らし時代、YouTubeをみながらだったり、仕事帰りにコンビニ弁当でささっと済ませたりしていました。深く反省。
普段の食事でもテーブルマナーに気をつけていれば、高級レストランでもぎこちなくならないということです。
でも、
「普段の食事でどうやって気を付ければいいの？」
ってなりますよね。それを解決していきましょう。
準備編：普段から姿勢をよくして食事をとる
姿勢を正しくすると、深い呼吸が行えます。このことから、自律神経が整い、リラックス効果が期待できます。
さらに、姿勢が良くなるための方法を掘り下げていきましょう。
①お気に入りの洋服を着て食べる
お気に入りの洋服であれば、その服を汚さないように気を付けますよね。そのため自然と姿勢が良くなるということです。
おうちごはんの際は、外食するときほどかっちりしていない、好きな服を着れば良いと思います。
②純白のランチョンマットを使う
普段、ランチョンマットを敷いて食べている方はたくさんいると思いますが、あえて純白にすることによって、汚さないように丁寧な食べ方になります。
ランチョンマットやテーブルクロスは、もともと手が汚れた時に拭くためにあるものだったらしいです。そこから拭くために生まれたのがナプキンなのだとか。
なので、もし純白のランチョンマットが汚れてしまっても気落ちしないでください。洗濯できるランチョンマットを使えば、オールオッケーです。
ちなみに、「麻」は洗うたびに味わいのある素材感になります。テーブルマナー本でも「麻」や「綿」のランチョンマットをお勧めしていました。
③鏡で自分の食べる姿をチェックしてみる
鏡に映る自分を見ることで、普段の食べる姿が明らかになります。以前、鏡のあるところで食事をしていたのですが、ふと鏡をのぞいてみると、想像以上に自分の姿勢が悪くて落ち込みました。あんなにがっつきながら食べていたなんて…（笑）。
鏡を見れば、スマホを見ながら食べる姿なんて映したくなくなるはずです。常にみられている意識は、その人を美しくします。
だいぶ前に、モデルの山田優さんが、どうやって体型をキープしているのかという質問に、「ファッションショーなど見られる仕事が多いから、自然と体が引き締まる」とコメントしていました。
全員がモデルというわけではないので、鏡を使って自分自身に見られる方法は理にかなっているのかもしれません。
さあ、普段の食事をアップグレードしたら実践編です。
あなたはレストランに到着しました。
と、想像してください（笑）。
実践編：相手への思いやりの心を持つ
①家族・友人・恋人との会話を楽しむ
食事中は、料理ばかりに目を向けていませんか？一緒にきた相手と目を合わせて会話をすることで、自然とリラックスして食事をとることができると思います。
パーティーは、美味しい食べ物がたくさん出てきますが、本来、人と交流するために開かれます。食事があるから会話も円滑になることが想像できます。
②レストランの内装やサービス、料理のこだわりを感じる
レストラン側は、お客さんをおもてなしするために、レストランに内装などにこだわっています。着席するときに椅子を引いてくれるなど、至れり尽くせりですよね。
おもてなしを受けているということを感じ取ることで、感謝の気持ちが生まれて「ありがとう」と言葉にしてみたり、出された料理をより大切に食べようという意識に繋がります。
テーブルマナーが分からなくても、思いやりの気持ちを持てば、自然と気持ちの良いふるまいができるので、怖がらなくても大丈夫です。
番外編：備えあれば憂いなし
①ハンドマッサージで全身リラックス
レストランに行く前に、ハンドマッサージをしてリラックスさせておきましょう。また、爪の下には神経のツボがあり、爪を抑えるだけでも効果があるそうです。
このように、どうしても緊張してしまうのであれば、科学的根拠に頼るのも手です。
②なんでもない日にレストランに足を運ぶ
特にイベントのない日にレストランに行くことで、大事な仕事での会食や、好きな人との食事のときのための練習になります。
習慣にすれば、敷居の高いレストランでも緊張せず、いつも通りの自分でふるまえるようになれると思います。
美味しい料理を存分に味わおう
リラックスできていれば、余裕のある優雅さを演出できるようになり、同席者やレストランに良い印象しか残らないようになるはずです。
私も、ナイフやフォークの正しい使い方なんて早く覚えて、どの食事の場でも料理を美味しくいただきたいものです。
＊参考文献
今回は、レストランでもリラックスできる方法だけピックアップしました。
他にも、テーブルマナー全般についてためになること満載だったので、是非読んでみてはいかがでしょうか？
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