前々から、若いうちから新聞を読んでおいたほうが良いということを何人かの大人たちに言われていました。学生の頃から「新聞なんて読みにくくてつまらない。」と思っていた私ですが、読んだ方が良いと言われる理由を知りたくて、一念発起、重い腰を上げて毎日読むことにしました。
毎日読んで約1か月経ちますが、実際に読んでみて感じた、若者にもたらすメリットをまとめてみます。
1.信頼度の高い情報で嘘にだまされなくなる
新聞は信用性の高い情報を提供しているので、正しい情報を得ることができます。なぜ、正しい情報と言えるのかというと、メディアの中心である「共同通信社」からの情報を頼りに新聞を作っているからです。
学生時代に、地元の新聞社へ見学に行ったことがあるのですが、共同通信社からの情報がモニター上で流れているのを、実際に見たことがあります。
ネットで飛び交っている情報は、本当か嘘か判断がつきません。ネットニュースを読んだとしても、新聞を読んでいれば、フェイクニュースに踊らされない強い人間になれます。
人間若ければ若いほど純粋な心を持っていると思います。だからこそ、嘘も信じやすくてだまされやすい。変な価値観を埋め込まれる前に若いときから新聞を読んでおくべき、ということなのでしょうか。
2.会話の幅が広がり人間関係が円滑になる
新聞には、政治経済、国際問題、文化・スポーツ、コラムなど、さまざまなジャンルの記事があります。
同じ記事を読んだなら、共通の話題で盛り上がるし、自分しか知らない記事なら、新しい話題として提供できます。信頼度の高い情報だから、自信満々で教えることができますよね。
最近、新聞を読んでいるおかげで、親との会話がワンランク、アップグレードされた気がします(笑)。他愛ない話ももちろんしますが、おカネのことや海外の状況などの話題になると、ロイヤルな家族になったようで心が弾みます。(この表現伝わりますでしょうか。)
ビジネスの世界においても、同僚とはくだらない話や好きな芸能人の話ができても、部長や社長に同じ話はなかなかできないですよね。そんなときに新聞の話題を出せば、盛り上がるはずです。
新聞の話題なら、目上の人にも恥ずかしくないし、新聞ばなれが進んでいる今、「おっ!」と一目置かれるかも。人間関係が円滑になることで、仕事が楽しくなるかもしれません。
3.大切な情報を見逃さないようになる
最近は、コロナウイルスの影響で、全国民に10万円を一律で給付されることになりましたね。私の読んでいる新聞には、受給方法やいつ貰えるのかなど、詳しく書いてありました。この件のように、国からの給付、または地方新聞であれば、地方独自の給付がなされるなど、それらの情報は新聞に必ずといっていいほど載っています。
お金のことに限った話ではなく、求職中の方であれば求職情報だったり、極端な例ですが、ピアノを習っている方であれば新聞社主催のピアノコンクールの情報だったり。見逃していたらもったいない!と思うチャンスを新聞は与えてくれます。
あと、私が不安な年金問題も新聞でよく取り上げられます。変化するであろう年金制度を新聞を読んで把握しておくことで、今後の貯金の仕方や働き方を考えるきっかけにもなりますよね。
新聞、読む価値大アリ
このほかにも、活字慣れや読解力など、新聞を読むことで得られるメリットはまだまだあると思います。情報弱者のままでいたら人生もったいないです。新聞を一切読んでいなかったころの自分より毎日新聞を読んでいる自分のほうが充実していると感じています。
今回、心の中で思っていることをつらつらと書いてしまいました。少し長めの真面目な記事になってしまいましたが、どなたかの参考になればうれしいです。
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